エアコンプレッサーの基礎知識とメーカー比較

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エアコンプレッサーは、空気を圧縮してエア工具(釘打ち機、インパクトレンチ、ブローガン等)に安定供給するための機器です。

DIYから内装工事、建築現場、工場設備まで幅広く使用されます。

ここではエアコンプレッサーの基礎知識、主要メーカー、購入先をまとめました。




エアコンプレッサーとは?(基礎知識)

エアコンプレッサーは、モーターで空気を圧縮し、タンクに蓄えた圧縮空気を配管・ホースを通じて供給する装置です。

家庭用の小型機から、連続運転に耐える業務用まで多様なモデルがあります。

  • 方式: オイルレス/オイル式、レシプロ(ピストン)/スクリューなど。
  • タンク容量: 小型(~20L)/中型(20~50L)/大型(50L~)。用途と連続使用時間で選定。
  • 吐出空気量・圧力: 使用するエア工具の必要空気量(L/min)と圧力(MPa/Bar)を満たすことが重要。
  • 静音性: 室内作業や住宅街では静音タイプが有利。

エア工具との関係(基礎知識)

釘打ち機やインパクトレンチ、ブローガンなどのエア工具は、必要空気量と圧力の条件があります。「必要空気量 ≦ コンプレッサーの実効吐出量」 となるように選定し、さらに余裕(20~30%程度)を持たせると安定します。

メーカー

マキタ(Makita)

DIY向けの静音・小型モデルから、現場向けのタフなモデルまでラインナップ。電動工具との親和性が高い。公式サイト

HiKOKI(ハイコーキ)

旧日立工機ブランド。コンパクト&ハイパワー設計で内装・建築現場での使用に定評。公式サイト

MAX(マックス)

高圧(HV)釘打ち機で有名。高圧対応のエアコンプレッサーを多数展開し、内装・躯体工事で高いシェア。公式サイト

アネスト岩田(ANEST IWATA)

産業用コンプレッサーの有力メーカー。静音・クリーンエアのニーズに強く、工場・塗装用途でも信頼性が高い。公式サイト

HILTI(ヒルティ)

建設現場向けソリューションに強く、現場移動に適した堅牢設計の機器を展開(地域・モデルにより取扱の有無あり)。公式サイト

メーカー比較表

メーカー 特徴 対象ユーザー
マキタ 電動工具との親和性・静音小型が充実 DIY~プロ
HiKOKI 高出力・堅牢設計。旧日立工機 プロ向け
MAX 高圧(HV)系が強く内装現場で人気 プロ向け
ANEST IWATA 産業用途・静音性・クリーンエア 工場・プロ
HILTI 建設現場向け・堅牢性 プロユーザー

購入先

Q&A(よくある質問)

Q. オイル式とオイルレスはどちらが良い?

A. メンテ性・クリーン性重視ならオイルレス、耐久性・連続運転重視ならオイル式が有利です。

Q. タンク容量はどのくらいが目安?

A. DIYの短時間作業なら20L前後、連続作業や複数工具の同時使用なら30~50L以上を目安にします。

Q. 静音モデルはパワーが弱い?

A. 一般に静音化で出力は抑えめですが、用途に合えば十分。必要空気量を満たすかを優先して選定してください。

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