
工場や建設現場、DIY作業では、手をケガや薬品、熱から守るために「保護手袋」が欠かせません。
切創防止や耐熱、耐薬品性など用途に応じて選ぶことが重要です。
本記事では保護手袋の種類や用途、主要メーカーと特徴をまとめました。
保護手袋とは?(基礎知識)
保護手袋は、作業中のケガや化学薬品、熱・電気などから手を守るために使用される保護具です。
作業内容や環境に合わせて選定しなければ、かえって危険につながる場合もあります。
適材適所での選択が重要です。
種類と用途
- 耐切創手袋:金属やガラスの取り扱い時に使用。特殊繊維で切創事故を防ぐ。
- 耐熱手袋:高温物体の取り扱いや溶接作業に使用。アラミド繊維などを採用。
- 耐薬品手袋:ゴムや樹脂製で、酸・アルカリ・溶剤の取り扱いに使用。
- 電気絶縁手袋:高電圧作業に用いられる。電気工事士必須の保護具。
- 一般作業用手袋:軍手やゴム手袋など、軽作業やDIY用途。
主要メーカーと特徴
【ミドリ安全】
- 得意分野:産業用安全保護具全般
- 主な特徴:豊富なラインナップと国内流通網の強さ。
- 代表製品:耐切創手袋 M-KNシリーズ、耐熱手袋 MHシリーズ
- おすすめ用途:建設、工場、研究所
公式サイト|購入リンク:Amazon/楽天市場/Yahoo!ショッピング
【東和コーポレーション】
- 得意分野:ゴム・樹脂製手袋
- 主な特徴:耐薬品性・耐油性に優れた手袋を多数展開。
- 代表製品:ケミスターハードシリーズ、耐油手袋
- おすすめ用途:化学工場、清掃作業
公式サイト|購入リンク:Amazon/楽天市場/Yahoo!ショッピング
【ショーワグローブ(SHOWA)】
- 得意分野:作業用手袋全般
- 主な特徴:耐切創・耐薬品・耐熱まで幅広く対応。世界的シェア。
- 代表製品:耐切創手袋 S-TEXシリーズ
- おすすめ用途:製造業、建設業、一般作業
公式サイト|購入リンク:Amazon/楽天市場/Yahoo!ショッピング
メーカー比較表
メーカー | 得意分野・用途 | 対象ユーザー | 主な特徴 | 製品ページ | 購入先 |
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ミドリ安全 | 建設・工場・研究所 | プロ/一般事業者 | ラインナップ豊富・入手性◎ | 製品ページ | Amazon |
東和コーポレーション | 化学工場・清掃作業 | プロ/セミプロ | 耐薬品・耐油性に強い | 製品ページ | Amazon |
ショーワグローブ | 製造業・建設業 | プロ/一般作業者 | 世界的シェア・幅広い用途 | 製品ページ | Amazon |
購入先リンク
Q&A
Q. 保護手袋はどのくらいで交換するべきですか?
A. 使用頻度や環境によりますが、破れや劣化が見られたら即交換が必要です。特に耐薬品手袋は一度使用したら再利用不可の場合もあります。
Q. 軍手と耐切創手袋の違いは?
A. 軍手は一般的な軽作業用で、切創防止性能はほとんどありません。ガラス・金属など鋭利な物を扱う場合は必ず耐切創手袋を使用してください。