金属加工や整備、DIYで欠かせない工具のひとつが電動グラインダーです。
鉄・ステンレス・木材・コンクリートなど、幅広い素材の研削・研磨・切断に対応します。
本記事では、電動グラインダーの種類、使い方、安全対策、そしておすすめモデルを解説します。
電動グラインダーとは?
電動グラインダー(サンダー)は、回転する砥石やディスクを使って、金属や樹脂の表面を削ったり磨いたりする工具です。
DIYや工場整備、金属加工の現場で広く使われています。
主な用途
- 鉄・ステンレスなどのバリ取り
- 溶接部の仕上げや研削
- サビ・塗膜の除去
- 金属・タイルの切断(カッター刃装着時)
グラインダーの種類
| タイプ | 特徴 | 用途 |
|---|---|---|
| ディスクグラインダー | 最も一般的。高速回転で切断・研磨可能。 | 金属・タイル・石材 |
| ストレートグラインダー | 先端軸にビットを装着して細部加工に対応。 | 精密研削・金型加工 |
| ベルトグラインダー | ベルト式で広い面を滑らかに研磨。 | 表面仕上げ・木工 |
電動グラインダーの選び方
① 砥石サイズ(外径)
用途に応じて砥石径を選びます。DIY用途では100mmが標準です。
- 100mm:軽作業・DIY向け
- 125mm:中程度の研削・切断作業
- 150mm以上:大型構造物や厚板切断
② 回転数(rpm)
回転数が高いほど削りスピードが速くなりますが、発熱しやすくなります。
無段階変速付きモデルなら素材に合わせて調整可能です。
③ 消費電力・電圧
- AC100Vタイプ:一般的な家庭用電源で使用可能。
- 18V充電式タイプ:コードレスで屋外作業に最適。
④ 握りやすさ・安全機能
滑り止め付きグリップやソフトスタート機能があると安全性が向上します。
粉じん対策の防塵モデルもおすすめです。
おすすめの電動グラインダー
| 製品名 | 特徴 | 購入リンク |
|---|---|---|
| マキタ GA404DRGX(18V・125mm) | 充電式でもAC並みのパワー。ブラシレスモーター採用。 | Amazon| 楽天 |
| HiKOKI G18DBBVL(18V) | 低振動・ブレーキ付き安全設計。プロユーザーにも人気。 | Amazon| 楽天 |
| ボッシュ GWS7-100E(100mm・有線) | 軽量コンパクトでDIYに最適。無段階変速付き。 | Amazon| 楽天 |
| リョービ G-1030(100mm・AC) | コスパ重視モデル。軽作業・研磨におすすめ。 | Amazon| 楽天 |
安全に使うためのポイント
- 防護カバーを必ず装着: 砥石破損時の飛散を防止。
- 防塵マスク・ゴーグルを着用: 粉じんや火花対策。
- 砥石の取り付け方向を確認: 回転方向が逆だと破損の危険。
- 作業前に空回し確認: 異音・振動があれば使用中止。
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まとめ
電動グラインダーは、金属加工からDIYまで幅広い作業を効率化できる工具です。
砥石径・回転数・安全機能を確認し、用途に合ったモデルを選ぶことで、仕上がりの精度と作業スピードを両立できます。







