レーザー距離計の選び方と活用法|屋内外で正確に測るコツ

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メジャーでは届かない距離を、ボタンひとつで正確に測れるレーザー距離計

建設現場・設備点検・DIYリフォームなど、あらゆる場面で測定作業の効率を大きく向上させます。

本記事では、レーザー距離計の仕組み・種類・選び方・活用法をわかりやすく紹介します。



レーザー距離計とは?

レーザー距離計は、発光したレーザー光が対象物に反射して戻るまでの時間を計測し、距離を算出する測定器です。

巻尺やスチールメジャーよりも速く・正確に距離を測ることができ、測定誤差はわずか±1〜2mm程度です。

主な用途

  • 建築現場での寸法確認
  • 室内リフォーム・レイアウト測定
  • 倉庫・工場内の設備寸法確認
  • 空調・ダクト・配管ルート測定

レーザー距離計の仕組み

レーザー距離計は主に「位相差方式」と「パルス方式」の2種類に分かれます。

方式 特徴 主な用途
位相差方式 室内向け。精度が高く短距離測定に強い。 建築・内装・DIY
パルス方式 屋外・長距離対応。反射板を併用することも。 土木・測量・屋外施工

選び方のポイント

① 測定距離の範囲を確認

  • 〜30m:室内・住宅リフォーム用
  • 〜100m:建設・倉庫・工場測定用
  • 100m以上:土木・屋外測量用

使用環境に応じて、必要十分な測定距離を選びましょう。

② 測定精度と安定性

一般的なモデルでは±2mm程度が標準です。

高精度を求める場合は±1mm以下、屋外使用では視認性を高めるために赤外線強度や反射機能のあるモデルを選ぶと安心です。

③ 機能の有無

  • 面積・体積計算機能: 部屋の広さ・容積を自動算出。
  • ピタゴラス機能: 直接測れない高さや斜辺を自動計算。
  • Bluetooth連携: 測定結果をスマホアプリに転送可能。
  • バックライト・傾斜センサー: 暗所・勾配測定に便利。



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正しい使い方と測定のコツ

  1. 測定対象の表面が平らか確認する。
  2. レーザー照射位置を安定させる(壁や床に密着)。
  3. 測定基準点(本体前面・背面)を設定。
  4. 明るい屋外ではターゲットプレートを使用。

注意点

  • 強い太陽光下では反射が弱く誤差が出やすい。
  • ガラス面や鏡など反射が乱れる対象は測定不可。
  • 使用後はレンズ部を柔らかい布で清掃。

活用シーン例

  • 内装リフォーム: 部屋の寸法計測・家具レイアウト。
  • 工場設備: 配管距離や設置間隔の確認。
  • 建設現場: 足場・鉄骨・基礎の測定。
  • DIY: 棚や壁面の取り付け位置確認。

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まとめ

レーザー距離計は、簡単操作で正確な距離測定を実現する便利なツールです。

屋内用・屋外用の違いや必要距離、機能面を理解して選べば、作業効率と精度が大きく向上します。

正しい測定方法と保管を心がけ、長く信頼できる測定を続けましょう。

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