
電動工具を選ぶときに迷うのが「どのメーカーにするか」ではないでしょうか。
日本国内にはもちろん、海外にも多くの有名メーカーがあり、それぞれに特徴や得意分野があります。
この記事では、主要な電動工具メーカーの特徴・取扱製品・公式サイトをまとめました。
DIY初心者からプロの職人まで、自分に合ったメーカー選びの参考にしてください。
電動工具メーカーの選び方
電動工具を選ぶときは、次のポイントを押さえておきましょう。
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用途:DIY向けか、建設現場などのプロ向けか
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価格帯:リーズナブルな入門機から高耐久のプロ機まで
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バッテリー規格:メーカーごとにバッテリー規格が異なるため、同一メーカーで揃えると効率的
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アフターサービス:修理体制やサポートの充実度
国内の電動工具メーカー
マキタ(Makita)
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特徴:世界的にもシェアが高い日本の代表メーカー。充電式ラインナップが豊富でDIYからプロまで対応。
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取扱製品:インパクトドライバー、丸ノコ、グラインダー、園芸用工具、掃除機
HiKOKI(ハイコーキ・旧日立工機)
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特徴:高出力・高耐久モデルが多く、特に建設現場のプロに人気。マルチボルト(36V/18V両対応)バッテリーが強み。
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取扱製品:ハンマードリル、インパクトレンチ、スライド丸ノコ、釘打ち機
パナソニック(Panasonic)
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特徴:住宅設備や施工業者向けに強い。耐久性が高く、建築現場での採用率も高い。
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取扱製品:インパクトドライバー、ドリルドライバー、締付工具、LED照明機器
京セラ(KYOCERA・旧リョービ)
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特徴:リーズナブルでDIYユーザーから人気。家庭用工具や園芸機器も幅広く展開。
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取扱製品:電動ドリル、丸ノコ、サンダー、高圧洗浄機、芝刈り機
海外の電動工具メーカー
ボッシュ(BOSCH)
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特徴:ドイツの老舗メーカー。高精度・高品質で、DIYからプロまで幅広く支持される。
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取扱製品:ハンマードリル、レーザー距離計、電動ドリル、グラインダー
デウォルト(DEWALT)
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特徴:アメリカの大手メーカー。パワフルで頑丈な製品が多く、建設現場で特に人気。黒と黄色のデザインが目印。
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公式サイト:https://www.dewalt.jp/
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取扱製品:丸ノコ、インパクトドライバー、切断工具、研削工具
ミルウォーキー(Milwaukee)
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特徴:アメリカ発のブランド。過酷な現場を想定した設計で、特に電動ドリル・インパクト分野に強い。
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取扱製品:インパクトレンチ、電動ドリル、切断工具、計測機器
電動工具メーカーの比較表(国内・海外)
メーカー | 国 | 特徴 | 主なユーザー層 |
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マキタ | 日本 | 世界シェアNo.1、充電式ラインナップ豊富 | DIY~プロ |
HiKOKI | 日本 | 高耐久・高出力、マルチボルト対応 | プロ |
パナソニック | 日本 | 建築現場に強い、信頼性高 | プロ |
京セラ | 日本 | 価格が手頃、DIY向けに人気 | 初心者・DIY |
ボッシュ | ドイツ | 高精度、レーザー機器も展開 | DIY~プロ |
デウォルト | アメリカ | パワフル・頑丈、建設現場で定評 | プロ |
ミルウォーキー | アメリカ | ドリル・インパクトが強み | プロ |
まとめ:用途に合ったメーカー選びを
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DIY初心者 → 京セラ(旧リョービ)、ボッシュ
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プロの現場作業 → マキタ、HiKOKI、デウォルト、ミルウォーキー
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信頼性重視 → パナソニック、マキタ
メーカーごとに得意分野があるため、用途・価格・バッテリー規格を考えて選ぶのがポイントです。