
DIYやメンテナンス作業で欠かせない工具のひとつが「モンキーレンチ」です。
モンキーレンチは、ボルトやナットのサイズに合わせて口幅を調整できるため、1本持っているだけで幅広い作業に対応できます。
しかし、「スパナとどう違うの?」「どんな種類があるの?」「選び方は?」と迷う人も多いのではないでしょうか。
このページでは、モンキーレンチの基本知識から種類、正しい使い方、選び方のポイントまでわかりやすく解説します。
モンキーレンチの特徴
- 口幅を自由に調整できる → 1本で複数サイズに対応
- 持ち運びに便利 → 工具を減らせる
- 作業効率が良い → サイズを測る手間を省ける
一方で、固定スパナよりは滑りやすい場合があるため、強い締付け作業には向かないこともあります。
モンキーレンチの種類
標準タイプ
最も一般的な形で、日曜大工や簡易作業に最適です。
ワイドモンキー
口幅が広く開くため、大きめのボルト・ナットにも対応可能です。
薄型モンキー
狭い場所での作業に便利。水回りや配管工事で活躍します。
両口モンキー
両端に異なるレンチがついており、作業効率が高いのが特徴です。
モンキーレンチの正しい使い方
- ナットやボルトにしっかり合わせる
- 移動しない側(固定アゴ)を押す方向に力を加える
- 無理な力をかけない(滑り防止)
- サビや油汚れは事前に清掃
モンキーレンチの選び方
- 口幅の最大寸法:作業対象に合わせて選ぶ
- ハンドルの長さ:長いほどトルクをかけやすい
- 素材や強度:クロムバナジウム鋼など強度の高いものが長持ち
- グリップの握りやすさ:滑りにくいラバー付きがおすすめ
モンキーレンチとスパナ・モンキースパナの違い
- スパナ:決まったサイズ専用で安定感がある
- モンキーレンチ:サイズ可変で1本で多用途に対応
- モンキースパナ:モンキーレンチの古い呼び方
おすすめのモンキーレンチメーカー
- TOP(トップ工業):軽量で作業しやすい
- KTC(京都機械工具):プロ向けの高品質モデル
- TONE(トネ):信頼性と耐久性に優れる
- モノタロウPB:コスパ重視で選びたい人におすすめ
まとめ
モンキーレンチは「サイズが分からない」「工具を減らしたい」という場面で大活躍します。
標準タイプからワイド、薄型まで種類があり、用途に合わせて選ぶことで作業効率がぐんと上がります。DIYからプロの現場まで欠かせない基本工具のひとつ。
ぜひ用途に合ったモンキーレンチを選んで活用してみてください。