バイス(万力)の種類と使い方|材料をしっかり固定する基本道具

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

バイス(万力)は、材料をしっかり固定して作業を安全・正確に行うための固定工具です。

切削・研磨・穴あけ・ねじ切りなど、あらゆる加工の基本となる存在で、DIYから金属加工・整備まで幅広く使われます。

この記事では、バイスの種類・構造・使い方・選び方をわかりやすく解説します。



バイス(万力)とは?

バイスは、固定台(ベース)に取り付け、材料を左右のアゴ(クランプ)で挟み込むことで固定する工具です。

ハンドルを回すことで開閉し、作業中のズレや振動を防止します。

主な用途

  • 切削・研磨作業時の材料固定
  • タップ・ダイスなどのねじ切り補助
  • ドリルやグラインダー作業時の保持
  • 接着・溶接作業の仮固定

バイスの種類と特徴

種類 特徴 用途
固定式バイス ベンチにボルトで固定。最も安定性が高い。 金属加工・精密作業
回転式バイス ベースが回転し、角度を自由に調整可能。 複雑な形状加工・多方向作業
パイプバイス 円形パイプをしっかり固定できる専用型。 配管作業・メンテナンス
ミニバイス/卓上バイス 軽量で小型。持ち運び・簡易固定に便利。 電子工作・DIY
マシンバイス フライス盤・ボール盤などに取り付ける精密型。 精密切削・工場設備

構造と名称

  1. 固定アゴ:動かない側のクランプ。
  2. 可動アゴ:ハンドル操作で開閉する側。
  3. ハンドル:締め付け力を加える操作棒。
  4. ベース:作業台に固定する土台。
  5. アンビル:軽い打撃作業ができる平面部。

バイスの使い方

① 設置

作業台の端にベースを合わせ、ボルトまたはクランプでしっかり固定します。

強く固定するほど安定性が上がり、切削精度も向上します。

② 材料の固定

材料をアゴの中央に挟み、ハンドルを締めてしっかり固定します。

金属や硬い素材を扱う場合は、滑り止めパッドを使用すると傷を防げます。

③ 作業中の注意点

  • 過度な力で締めすぎると材料が変形する。
  • 回転バイスは作業前にロックを忘れずに。
  • 衝撃を与える場合は、アンビル部を使用する。



選び方のポイント

項目 ポイント 目安
口幅(アゴ幅) 固定できる最大材料幅。 DIY:75〜100mm/業務用:125〜150mm
開口幅 アゴが開く最大距離。 作業対象より10〜20mm余裕が必要。
素材 鋳鉄・ダクタイル鋳鉄・鋼など。 金属加工:鋳鉄/軽作業:アルミ合金
回転機構 角度調整が必要なら回転台付きが便利。 多方向作業・配管作業に最適。

おすすめのバイス

製品名 特徴 購入リンク
トラスコ中山 TV-125 回転バイス 125mm口幅。高精度加工に対応。 Amazon
楽天
SK11 SV-100 卓上バイス 小型・軽量。DIYや模型製作に最適。 Amazon
楽天
スター電器 SU-150 固定バイス 鋳鉄製で高強度。工場作業におすすめ。 Amazon
楽天

メンテナンスのコツ

  • ねじ部にグリスを塗布して動作を滑らかに保つ。
  • 使用後は切粉を除去し、防錆油で保護。
  • アゴの歯が摩耗した場合は交換可能なモデルを選ぶ。

関連記事(まとめ)

まとめ

バイス(万力)は、正確な加工と安全な作業のために欠かせない固定工具です。

用途や作業内容に応じて、固定式・回転式・パイプ専用などを選ぶことで、作業効率と精度を両立できます。

DIYでもプロでも、まず最初に導入したい定番のツールです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

DIYにおすすめの主要ECサイト比較

生産財や副資材、消耗品、交換部品など、

近年では、インターネットで何でも購入できる時代になりました。

そんなECサイトをまとめた記事を公開中!

是非、参考にしてみてください。


DIYにおすすめの主要ECサイト比較へ