コンビネーションレンチやメガネレンチは、ボルトやナットを確実に締め付けたいときに欠かせない手工具です。
スパナよりもトルクを効率よく伝えられ、整備や機械組立などの精度が求められる作業に最適です。
この記事では、それぞれの特徴・使い方・おすすめモデルをわかりやすく紹介します。
コンビネーションレンチとは?
コンビネーションレンチは、片側がスパナ形状、もう片側がメガネ形状の2WAYレンチです。
1本で「仮締め」と「本締め」を使い分けられるため、整備現場では最も使用頻度が高いレンチのひとつです。
| 構造 | 特徴 | 用途 |
|---|---|---|
| スパナ側 | 開放型で、ボルトを横から差し込める。 | 仮締めや狭所での作業に便利。 |
| メガネ側 | ナットを全周で包み込み、トルクを均一に伝える。 | 本締めや固着ボルトの緩めに最適。 |
メガネレンチの特徴
メガネレンチは、リング状の口でボルト・ナットをしっかり包み込むため、スリップしにくくトルク伝達効率が高いのが特長です。
通常は「オフセット角度(15°〜45°)」が付いており、障害物を避けながら作業が可能です。
- 高トルクで確実に締めたい場合に最適
- 固着したボルト・ナットを緩める際に有効
- 狭い場所でも角度を変えて効率よく作業可能
正しい使い方
① スパナ側で仮締め・位置決め
スパナ側で軽く締めて位置を合わせます。狭所や配管の周囲など、横差しできる利点を活かしましょう。
② メガネ側で本締め・緩め
ナットにしっかり奥まで差し込み、全周でトルクをかけます。
高トルクをかけるときは、レンチを引く方向で力を加えるのが基本です。
③ トルクレンチ併用で確実な締め付け
重要な箇所(自動車・設備ボルトなど)は、最後にトルクレンチで規定トルクを確認します。
主なサイズと用途
| サイズ(mm) | 主な用途 |
|---|---|
| 8〜10mm | 電設・機械の小ねじ |
| 12〜14mm | 一般的なボルト・ナット作業 |
| 17〜19mm | 自動車・建設機械の整備 |
| 21〜24mm | 配管・大型機器メンテナンス |
おすすめのコンビネーションレンチ・メガネレンチ
| 製品名 | 特徴 | 購入リンク |
|---|---|---|
| KTC MS2-10 コンビネーションレンチセット | 日本製の定番。高強度でトルク伝達が優秀。 | Amazon| 楽天 |
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メガネレンチ・コンビネーションレンチの選び方
- 用途:整備中心ならメガネレンチ、汎用性重視ならコンビネーション。
- 材質:クロムバナジウム鋼・モリブデン鋼が高強度。
- オフセット角:15°または45°が一般的。狭所ではストレート型。
- セット内容:8〜24mmまで揃ったフルサイズセットが便利。
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まとめ
コンビネーションレンチやメガネレンチは、確実で安定した締め付けを行うための基本工具です。
スパナでは届かない高トルク作業にも対応でき、1本持っておくと作業の精度が格段に向上します。
用途やサイズに合わせて適切なタイプを選び、効率的な整備作業を行いましょう。












