ディスクグラインダーは、金属やコンクリートなどを切断・研磨する多用途の電動工具です。
作業内容に合った「ディスク(砥石)」を選ぶことで、仕上がりと安全性が大きく変わります。
この記事では、用途別の刃の種類や選び方、注意点をわかりやすく解説します。
ディスクグラインダーの刃の基本構造
ディスク(砥石)は、用途に応じて材質・厚み・粒度・形状が異なります。
誤った種類を使うと、加工面が荒れたり、破損やケガの原因になることもあります。
| 分類 | 特徴 |
|---|---|
| 切断砥石 | 金属やステンレスを切断。薄型でシャープな切れ味。 |
| 研削砥石 | バリ取り・面取りなどに使用。厚みがあり強度が高い。 |
| フラップディスク | 研磨紙を放射状に配置。仕上げや塗装前処理に最適。 |
| ダイヤモンドカッター | コンクリート・タイル・石材用。金属には不向き。 |
用途別の刃の選び方
1. 金属の切断
- 推奨刃:切断砥石(鉄用)
- 厚み:1.0〜2.0mm(薄いほど切れ味が良いが、摩耗が早い)
- おすすめ用途:鉄パイプ、アングル、ボルトなどの切断
2. ステンレスの切断
- 推奨刃:ステンレス専用切断砥石
- 特徴:発熱を抑える成分を配合し、焼けや変色を防止
- 注意点:鉄用砥石を流用すると目詰まり・焼けが発生しやすい
3. 研削・バリ取り
- 推奨刃:研削砥石
- 用途:溶接ビードの除去、角の整形、表面処理
- ポイント:回転数の高い機種では「最高使用回転数(rpm)」を確認
4. 仕上げ・磨き
- 推奨刃:フラップディスクまたは布バフ+研磨剤
- 用途:塗装前のサビ落とし、金属光沢出し
- 粒度目安:#60〜#120が一般的。仕上げ重視なら#180以上。
5. コンクリート・タイルの切断
- 推奨刃:ダイヤモンドカッター
- タイプ:乾式(DIY用)/湿式(業務用)を用途で選択
- 注意点:金属用グラインダーでの使用時は防塵対策を徹底
おすすめのディスクグラインダー用刃
| 製品名 | 特徴 | 購入リンク |
|---|---|---|
| 藤原産業 SK11 ステンレス用切断砥石 100×1.0×15mm | 焼けにくく、ステンレスや鉄を軽快に切断。 | Amazon| 楽天 |
| 日本レヂボン スーパーリトルディスク 研削砥石 | 高耐久タイプ。鉄・ステンレス兼用で作業効率アップ。 | Amazon| 楽天 |
| ボッシュ ダイヤモンドホイール ECOライン | コンクリート・タイル用。高コスパでDIYにも人気。 | Amazon| 楽天 |
安全使用のポイント
- 必ず「最高使用回転数(rpm)」を確認し、機種に適合する砥石を使用する。
- 使用前にディスクのひび割れや欠けをチェックする。
- 保護メガネ・防塵マスク・手袋を必ず着用する。
- 側面研磨は禁止。切断砥石は「側面を当てない」が鉄則。
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まとめ
ディスクグラインダーの性能を最大限に発揮するには、用途に合った刃の選定が欠かせません。
切断・研削・仕上げ・ステンレス対応など、作業目的に応じて最適なディスクを選び、安全に使用しましょう。
正しい選び方とメンテナンスが、作業効率と仕上がりの品質を大きく左右します。












