ベアリングの内部すきまを示す規格に「C3」「C4」があります。
しかし、現場では「C3って大きいの?普通なの?」と混乱しやすい項目です。
この記事では、C3の意味、選定基準、使うべき場面を徹底解説します。
クリアランスC3とは?
C3は「内部すきまが標準より大きい」ベアリングを意味します。
標準(CN)< C3 < C4
C3が必要な場面
- 高温で膨張が大きい場所
- 高速回転する主軸
- 予圧をかける組付け
- はめあいが固い場合(内輪の膨張を想定)
C3を使うときの注意
- 低荷重・低速ではガタが増える
- 軸方向の振動が増えやすい
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まとめ
C3は「大きめの内部すきま」を持つベアリングで、条件に合えば大きな効果を発揮します。
温度・速度・組付け条件を理解して選定することが重要です。












