トルクアームとは?減速機固定に欠かせない部品の役割をわかりやすく解説

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トルクアームとは、**減速機やギアモータが発生する反力トルクを受け止めるための固定部品**です。

軸取付型減速機では特に重要で、適切に設計・取付しないと振動や破損の原因になります。

この記事では、トルクアームの役割、仕組み、種類、設計・据付時の注意点をわかりやすく解説します。



トルクアームとは?

トルクアームとは、

減速機が出力トルクを発生した際に生じる反力トルクを、フレーム側へ逃がすための支持アーム

です。

減速機が回転しようとするのを防ぐ役割を担います。

なぜトルクアームが必要なのか?

① 減速機は反力トルクを発生する

出力軸にトルクを与えると、ケース側には逆方向の力が作用します。

② 固定しないと減速機が回転する

軸取付型では特に顕著です。

③ 軸・ケース破損を防ぐため

無理な拘束はベアリングやケース割れの原因になります。



トルクアームの基本構造

  • アーム本体(鋼材)
  • ピン・ブッシュ
  • 防振ゴム(スプリング)
  • フレーム取付部

ピン結合により、微小な変位を許容する構造が一般的です。

トルクアームの主な種類

① 剛性タイプ

変位が小さく位置決め精度重視。

② 防振タイプ

ゴム・ばねを介して振動を吸収。

③ メーカー純正タイプ

減速機専用設計で信頼性が高い。

トルクアーム取付時の注意点

  • 過拘束にしない(ピン支持が基本)
  • アーム長さを適切に確保
  • トルク方向を考慮
  • 据付誤差を吸収できる構造にする

トルクアームが不適切だと起きるトラブル

  • 振動・異音の発生
  • 減速機ベアリング損傷
  • ケース割れ
  • 軸の早期摩耗

トルクアームとベース固定の違い

項目 トルクアーム ベース固定
取付自由度 高い 低い
据付誤差吸収 可能 困難
振動対策 有利 不利

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まとめ

トルクアームは、減速機を安全に使うために不可欠な部品です。

  • 反力トルクを逃がす重要部品
  • 据付誤差を吸収できる構造が理想
  • 不適切な固定は重大トラブルの原因

正しい設計・取付が、減速機の寿命と安定運転を支えます。



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