駆動部品への給油・給脂・グリスアップの方法まとめ

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ベアリング(軸受け)やチェーン、スプロケット(歯車)など、駆動部品の故障や破損を保全するためには、潤滑剤による給油・給脂が必要不可欠となります。

給油・給脂を疎かにしてしまうと、摩擦や摩耗、かじり、焼き付きが起き、部品が破損してしまい、設備や機械の故障の原因となってしまいます。

このページでは、駆動部品への給油・給脂・グリスアップの方法を解説します。


給油・給脂・グリスアップとは

給油・給脂・グリスアップとは、潤滑剤を補給することにより、駆動の部品同士が干渉する部分やジョイント部分の動きを滑らかに、スムーズにすることです。

給油・給脂・グリスアップをすることで摩耗を抑制して、摩耗、かじり、焼き付きを起きないようにすることが可能となります。

この作業は動きがある機械や設備に必ず必要となります。例えば、工場内の設備であればベアリング(軸受け)やチェーン、スプロケット(歯車)が代表的であり、建設機械(建機)でもメンテナンス時に給油・給脂・グリスアップが行われます。

給油孔がある場合の給油・給脂・グリスアップ方法

機械や設備には、グリスや潤滑剤を投入するための給油孔を付けてあることがあります。

そのような機械・設備は、連続給油が必要な場合が多く、定期的に給油・給脂・グリスアップが必要となります。

手動:グリスニップルからグーリースガンを使用

ポンプやピローブロックなど、各設備にはグリスや潤滑剤を投入するための給油孔が付いていることがあります。

その場合は、グーリースニップルを装着して、グリースガンで給油・給脂・グリスアップを行うことができます。

グリースガンでの給油・給脂・グリスアップは、完全に手動であるために、定期的に適量をタイミングよく行う必要があります。

また、給油・給脂・グリスアップのあとは、設備や機械に付いた余分な潤滑剤をウエスなどで綺麗に拭き取って完了となります。

自動:自動給油装置を使用

ポンプやピローブロックなど、各設備にグリスや潤滑剤を投入するための給油孔が付いている場合、その給油孔に自動給油装置を取り付け、給油・給脂・グリスアップを行うことができます。

自動給油装置の種類にもよりますが、一定のタイミングで指定した量を自動で給油・給脂・グリスアップが可能です。

潤滑剤の種類も任意で指定できるため、あらかじめセットしておけば、定期的な主導による給油・給脂・グリスアップが不要となります。

給油孔が無い場合の給油・給脂・グリスアップ方法

設備や機械、部品によっては、給油孔が無い場合もあります。

そのような場合は、給油・給脂・グリスアップが必要な部品であるかを確認した上で行う必要があります。

それでも給油・給脂・グリスアップが必要だと判断できた場合は、新たに給油孔を開けるか、分解して行ってください。

新たに給油孔を開ける

グリースニップルや、自動給油装置を取り付けるためには、給油孔を新たに開ける必要があります。

ただ穴をあけるだけであれば簡単なのですが、ずっと穴が開いた状態が続くと塵やごみが入る原因にもなります。

そのような場合は、タップなどで雌ねじを切り、蓋が締められるようにすべきかと思います。

また、タップにより雌ねじがあれば、グリースニップルや自動給油装置を取り付けることも可能になります。

※設備や機械に穴をあける場合は、メーカー公認の改造ではなくなるため、保証などが受けられなくなる可能性があります。心配がある場合は一度メーカーに給油孔を開ける相談をしてみてください。

分解して給油・給脂・グリスアップを行う

機械や設備、各部品を分解して行う場合は、オーバーホールに近いようなやり方となります。

分解後の組み立てに不安がある場合は、メーカーや出入り業者へ委託することも1つの手段です。

また、もしオーバーホールを行うのであれば、清掃から点検、給油・給脂・グリスアップをまとめて行うことをおすすめします。

給油・給脂・グリスアップが不要な部品

設備や機械、部品によっては、給油・給脂・グリスアップが不要な場合があります。

例えば、オイルレスの部品や、グリースを密封してあるシールド付き軸受など、あらかじめ給油・給脂・グリスアップが不要になるように設計された部品です。

それらの部品には、給油・給脂・グリスアップが不要なため、定期的なメンテナンスをしたくない場合に有効な部品だと言えます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

駆動部品への給油・給脂・グリスアップですが、方法や必要か否かなど、扱う製品と照らし合わせて確認をしていただけると嬉しいです。

給油・給脂・グリスアップは、メンテナンスに基本でもあるため、しっかり行って故障や破損の原因を少しでも減らしてください。

その他、駆動部品へのメンテナンスについては、「駆動部品メンテナンスの3要素」も参考にしてください。




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