設備の稼働状況やエネルギー消費を把握するには、データの「記録」が不可欠です。
データロガーは、温度・湿度・電力・電流などを自動的に記録・保存する装置で、省エネ管理や設備診断に広く活用されています。
データロガーとは?
センサや計測機器からの信号を一定間隔で自動記録し、PCやクラウドへ転送する機器です。
近年は無線通信やバッテリー駆動のモデルも多く、配線工事不要で設置が容易です。
主な計測対象
- 温度・湿度・照度・CO₂濃度
- 電流・電力・電圧
- 圧力・流量・振動などの設備データ
導入のメリット
- データを長期間自動記録し、省エネ分析が容易
- 異常検知・傾向監視に活用できる
- 無線型なら現場改修が不要
- クラウドで遠隔監視が可能
代表的メーカー・製品
| メーカー | 主なシリーズ |
|---|---|
| 日置電機(HIOKI) | LR8450、LR5000シリーズ |
| ティアンドデイ(T&D) | TR-7nw/RTR-500シリーズ |
| オムロン | Z-Logシリーズ |
| キーエンス | NR-Xシリーズ(電力・温度対応) |
選定のポイント
- 計測チャネル数・サンプリング周期
- 通信方式(USB/LAN/無線/クラウド)
- データ保存形式と解析ソフトの使いやすさ







