熱交換・排熱回収ユニットの仕組みと導入効果|工場のエネルギー再利用

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

生産設備や空調装置から放出される「排熱」を再利用することで、エネルギーコストを削減できるのが熱交換・排熱回収ユニットです。

この記事では、その仕組みと代表的な導入事例を紹介します。

排熱回収の基本原理

熱交換器を用いて、高温の排気や冷却水から熱を回収し、再び加熱・予熱に利用する仕組みです。

空調、ボイラ、乾燥炉などに適用できます。

主な方式

  • プレート式熱交換器(空気・液体間)
  • 回転式(ヒートホイール)
  • 熱パイプ式・シェル&チューブ式
  • ヒートポンプ型回収ユニット

導入効果

  • エネルギー消費の削減(10〜30%)
  • CO₂排出量の低減
  • 室内温度の安定・作業環境改善

代表的メーカー・製品

メーカー 主な製品・シリーズ
オリオン機械 熱回収チラー RKEシリーズ
三菱電機 排熱回収エアコン・Q-tonシリーズ
荏原製作所 熱交換器・空調熱回収装置
日立産機システム 熱交換ユニット HRSシリーズ

導入時のポイント

  • 排熱源の温度・流量を正確に把握
  • 熱交換効率と圧損のバランスを確認
  • 保守点検のしやすい構造を選ぶ

関連記事

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

DIYにおすすめの主要ECサイト比較

生産財や副資材、消耗品、交換部品など、

近年では、インターネットで何でも購入できる時代になりました。

そんなECサイトをまとめた記事を公開中!

是非、参考にしてみてください。


DIYにおすすめの主要ECサイト比較へ