超硬合金(超硬質合金)とハイス鋼(高速度鋼)の違い

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超硬合金とハイス鋼は何かと比較されるケースが多い金属素材です。

価格だけで比較するとハイス鋼が有利ではありますが、硬度だけを比較すると超硬合金が有利となります。

このページでは、超硬合金とハイス鋼の違いについて、そもそもの素材の違いや特性や特徴の違いを詳しく解説します。


超硬合金とは

超硬合金とは、硬質の金属炭化物と鉄系金属を焼結して作られる合金です。

正式名称は、超硬質合金ですが、超硬合金や超硬と呼ばれることが多くあります。

超硬合金とは、硬質の金属炭化物と鉄系金属を焼結して作られる複合材料・合金ことです。

金属炭化物には、周期律表Ⅳa、Ⅴa、Ⅵa族金属が用いられ、混ぜられる鉄系金属には、鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)などが用いられます。

混合される金属の種類や量によって機械特性をはじめ、物性など、様々に変化させられることができます。

超硬合金とは

ハイス鋼とは

ハイス鋼とは、工具鋼の一種で、高速で金属材料を切削するために開発された切削工具の素材となる鋼です。

ハイスと呼ばれることが多くありますが、日本語では高速度鋼や高速度工具鋼、英語では、high-speed steel(ハイスピード・スチール)が正式名称となります。

英語のハイスピード・スチールが省略されて「ハイス」となったようです。

超硬合金とハイス鋼の違いまとめ

超硬合金とハイス鋼は全く性質の異なる素材です。そのため、利点が異なるため、用途も全く違います。

超硬合金とハイス鋼の用途

  • 超硬合金:金型部品(パンチ、絞りダイなど)など、プレスに用いる金型用素材
  • ハイス鋼:切削工具など、高速で動く・動かす工具用素材

超硬合金とハイス鋼の比較表

超硬合金 ハイス鋼
硬度 ×
靭性 ×
耐衝撃性 ×
耐摩耗性 ×
価格 ×

※上記の表は、超硬合金とハイス鋼を比較した場合にどちらが優れているかを示しています。優れる方を○、劣る方を×としています。

まとめ

いかがでしたか。超硬合金とハイス鋼は何かと比較されるケースが多くあります。

それぞれの良さがあるため、素材選びの際は特性を把握したうえで最適な方を選定いただければと思います。




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