ナットの基礎知識|種類・用途・メーカー・販売事業者まとめ

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ナットは、ボルトと組み合わせて部品や構造物を締結するための代表的な部品です。

ねじ穴を備え、ボルトと噛み合うことで強固な固定が可能になります。建築、機械、自動車、電気製品など幅広い分野で使用されています。

ここでは、ナットの基礎知識、種類、用途、代表的なメーカーや販売事業者について解説します。




ナットとは?(基礎知識)

ナットは内側にねじ山を持ち、ボルトにねじ込んで部材を固定するための部品です。

取り外しや再利用が容易で、接合強度を高めるためにワッシャーと併用されることも多くあります。

ナットの種類

  • 六角ナット: 最も一般的な形状。スパナやレンチで締結。
  • 袋ナット: 頭部が閉じており、外観を美しく保つと同時にねじ山を保護。
  • フランジナット: 接地面が広く、ワッシャー不要で緩みにくい。
  • アイナット: 荷役用に環状の形状を持ち、吊り下げ作業に使用。
  • 溶接ナット: 部材に直接溶接して固定するタイプ。
  • ナイロンナット(ナイロンナットロック): 内部にナイロンリングを備え、振動による緩みを防ぐ。

ナットの用途

  • 機械部品や構造物の固定
  • 自動車や建設機械の組立
  • 外観を重視する家具や製品の締結
  • 重量物の吊り上げ(アイナット)
  • 振動のある環境での緩み防止(ナイロンナット)

代表的なメーカー・販売事業者と特徴

サンコーインダストリー

ねじ・ナットを幅広く扱う専門商社。小ねじから大型ナットまで種類が豊富。公式サイトはこちら

八幡ねじ

ねじ・ボルト・ナットを手掛ける大手メーカー。DIY向け商品も豊富。公式サイトはこちら

ネジクル

通販専門サイト。ナットの小ロット注文や規格品の取り扱いに強い。公式サイトはこちら

ミスミ(MISUMI)

FA部品総合メーカー。精密機械向けの標準ナットを幅広く展開。公式サイトはこちら

メーカー・販売事業者比較表

メーカー・販売事業者 特徴 対象ユーザー
サンコーインダストリー ねじ専門商社、幅広い規格に対応 工業・建設業
八幡ねじ DIYから産業用までカバー 一般ユーザー~プロ
ネジクル 通販専門、小ロット対応 個人ユーザー、試作
MISUMI 精密機械向け標準品を展開 製造業

WEBでの購入先

Amazonで探す
楽天市場で探す
Yahoo!ショッピングで探す

Q&A

Q. ナットはボルトと必ずセットで使うの?

A. 基本的にはボルトと組み合わせて使用します。ただしアイナットや袋ナットのように単体で役割を果たすナットもあります。

Q. 緩み止めにはどんなナットが良い?

A. ナイロンナットやフランジナット、スプリングワッシャーと併用する方法が一般的です。

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