ディスクグラインダーは、金属やコンクリートの切断・研削・研磨に使われる便利な電動工具ですが、使用方法を誤るとディスク破損や火花による事故につながる危険もあります。
この記事では、グラインダーを安全に使うための防護具・作業環境・注意点を総まとめで解説します。
グラインダーの主な危険要因
グラインダーは高速回転で金属を削るため、わずかな不注意でも重大事故につながります。
特に以下の3つは注意が必要です。
| 危険要因 | 内容 |
|---|---|
| ディスク破損 | 回転数超過・側面使用・落下損傷が主原因 |
| 火花・粉塵 | 可燃物への着火や目の損傷のリスク |
| 巻き込み・跳ね返り | 服やコードが絡まる、反動で工具が飛ぶ |
安全に使うための基本手順
- 作業前にディスク・本体の異常をチェックする。
- 最高使用回転数(rpm)が本体と一致しているか確認。
- 電源を入れる前にディスクが空転するかをテスト。
- 火花の方向を人や可燃物から遠ざける。
- 側面ではなく「正面」で当てるように作業する。
作業時に必要な防護具
グラインダー使用時は、粉塵・火花・破片などから身を守るための装備が必須です。
| 防護具 | 役割 |
|---|---|
| 保護メガネ/フェイスシールド | 飛び散る火花・破片から顔・目を守る |
| 防塵マスク | 研削粉・金属粉を吸い込まないようにする |
| 耐熱手袋 | 火花や高温片から手を保護 |
| 防炎エプロン・作業着 | 火花・溶融金属片による衣服の損傷を防止 |
| 耳栓 | 長時間作業時の騒音対策に効果的 |
火花と粉塵の対策
- 火花が飛ぶ方向には絶対に人を立たせない。
- 可燃物・オイル・ウエスなどは作業エリア外に移動。
- 換気扇や集塵機を設置し、粉塵を吸引する。
- 木材や樹脂に近い場所では防炎シートを活用。
ディスク破損を防ぐポイント
- 落としたディスクは再使用しない(微細なヒビでも危険)。
- 側面研磨は禁止。切断砥石は横方向の力に弱い。
- 交換時は電源プラグを抜いてから作業する。
- ディスク締付けは適切トルクで、強く締めすぎない。
- 最高使用回転数(例:13,000rpm)を超えない。
使用環境での注意点
- 濡れた床・高湿度環境では感電リスクがあるため禁止。
- 延長コードは太めのものを使用し、過熱を防止。
- バッテリー式の場合は互換性のある純正品を使用。
- 作業台を安定させ、加工物をしっかり固定する。
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|---|---|---|
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まとめ
グラインダー作業は便利な反面、火花・粉塵・ディスク破損といったリスクを常に伴います。
正しい知識と防護具の着用、作業環境の整備を徹底することで、事故を未然に防ぐことができます。
「慣れた作業ほど注意深く」——安全第一で、高品質な研削作業を行いましょう。












