ベルトサンダーとディスクサンダーは、金属・木材の研磨や仕上げに使われる代表的な電動工具です。
一見似ていますが、構造と得意分野が異なり、作業目的に合わせて選ぶことで仕上がりが大きく変わります。
この記事では、両者の違いと選び方、用途別のおすすめをわかりやすく解説します。
ベルトサンダーとは?
ベルトサンダーは、帯状の研磨ベルトを回転させて平面を削る研磨機です。
広い面積を均一に削れるため、木工・金属研磨・塗装前処理などに最適です。
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 形状 | ベルト状の研磨紙を2つのローラーで回転 |
| 用途 | 広い面の研磨、塗装前の下地処理 |
| 削り性能 | 強力。粗削り〜仕上げまで対応可能 |
| 仕上がり | 一定方向の研磨跡が残る |
ベルトサンダーの主な使用シーン
- 木材の面出しや塗装前の下地研磨
- 鉄板や角パイプの酸化皮膜・サビ落とし
- 溶接部の仕上げ、溶接スパッタ除去
ディスクサンダーとは?
ディスクサンダーは、円盤状のディスクにサンドペーパーを貼り付けて回転させる研磨機です。
曲面やエッジの仕上げ、局所的な研磨作業に向いています。
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 形状 | 円盤型の回転ディスクで研磨 |
| 用途 | 角や曲面、細部の仕上げ研磨 |
| 削り性能 | 中程度。精密仕上げに向く |
| 仕上がり | 局所的にきれいな仕上げが可能 |
ディスクサンダーの主な使用シーン
- 木工の角部・曲面加工
- 小物部品やパーツの仕上げ磨き
- 塗装剥がし・サビ取り
ベルトサンダーとディスクサンダーの違い
| 項目 | ベルトサンダー | ディスクサンダー |
|---|---|---|
| 形状 | 帯状ベルト | 円盤ディスク |
| 適した加工 | 広い面の研磨 | 細部や角の仕上げ |
| 削り量 | 多い(強力) | 少なめ(繊細) |
| 仕上がり | 均一だが粗い | 滑らかで局所的 |
| 用途例 | 板材・金属面 | 曲面・小部品 |
選び方のポイント
- 面積重視:広い面を研磨するならベルトサンダー。
- 仕上げ重視:滑らかさを求めるならディスクサンダー。
- 材質別対応:木工・金属兼用モデルを選ぶと汎用性が高い。
- 吸じん機能:粉塵対策付きモデルがおすすめ。
おすすめモデル
| 製品名 | 特徴 | 購入リンク |
|---|---|---|
| マキタ 9403 ベルトサンダー | 強力モーター搭載。ベルト幅100mmで木工・金属に対応。 | Amazon| 楽天 |
| ボッシュ PEX260AE ディスクサンダー | 電子スピード調整機能で滑らかな仕上げ。吸じん機能付き。 | Amazon| 楽天 |
安全に使用するためのポイント
- 作業前に研磨ベルト・ペーパーの固定を確認する。
- 保護メガネ・マスクを着用し、粉塵対策を行う。
- ベルトやディスクが完全に停止するまで工具に触れない。
- 吸じんホース・フィルターは定期清掃で性能を維持。
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まとめ
ベルトサンダーとディスクサンダーは、目的によって使い分けることで仕上がりの質が大きく変わります。
広い面をスピーディに削るならベルトサンダー、細部を滑らかに仕上げるならディスクサンダーが最適です。
用途と素材に合わせて適切なサンダーを選び、効率的で安全な研磨作業を行いましょう。












