何が違う!?ラック、棚、シェルフ 3種の違いを解説

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ラック、棚、シェルフ。この3つの違いをご存知でしょうか。同じように思われる方も多いかと思いますが、少し違いがあります。

このページでは、ラック、棚、シェルフの違いについて解説します。


ラック(Rack)とは

棚。台。また、整頓 (せいとん)のために物をそこに入れたり立て掛けたりするもの。

「マガジンラック」「CDラック」(出典:goo辞書)

上記のようにラックには、棚と台を含む言葉で「ラック=棚」ではなく、「ラック≒棚」「ラック=棚&台」となります。

また、棚板がないような収納ラック「マガジンラック」や「CDラック」もラックの一種となります。

棚(たな)とは

物をのせておくために板を横に渡したもの。

「棚をつる」「本棚」 (出典:goo辞書)

上記のように棚板が存在する箱状の物を棚と言います。

また、本来、棚は棚板の意味を持つため、棚板がない物は棚とは言えません。

ラックと棚の違いまとめ

ラックと棚の違いをまとめると、

  • ラックは棚を含み、棚と台の総称
  • ラックは収納するために使用する物の総称
  • 棚は棚板がある収納用ラック

以上のことが言えます。

シェルフとの違い

ラックと棚の違いはわかりましたが、棚のような言葉「シェルフ」との違いについても説明します。

シェルフ(shelf)とは

棚。「ブックシェルフ」(出典:goo辞書)

シェルフと言えば、メッシュラックやポールラックをイメージする方も多いかと思いますが、実は棚の英語がシェルフとなります。

ですので、「ラック=シェルフ」ではなく、「ラック≠シェルフ」、「シェルフ=棚」が正解となります。

シェルフと言えばオシャレに聞こえますが、棚の英語だったんですね!

その他の言葉

キャビネット(Cabinet)とは

飾り棚。戸棚。ラジオ・テレビなどの外箱。書類などを整理・収納する箱。(出典:goo辞書)

書類をしまうような引き出しを想像する方が多いかと思います。

仕事場のデスクのついている移動式の箱、それがまさしくキャビネットと言います。

チェスト(Chest)とは

長持,櫃のこと。上部にふたのある比較的大きな長方形の箱で,普通は木製であるが,金属性のものもある。

出典:コトバンク

あまりなじみがない「チェスト」ですが、上記のように長方形の箱のことを指します。

ラックや棚、シェルフとはちょっと違いますよね。

ワゴン(Wagon)とは

手押し車。移動式の配膳 (はいぜん)台や商品陳列台。

「ワゴンサービス」「ワゴンセール」(出典:goo辞書)

ワゴンも見た目は、キャスターのついた台なので、ラックの一種だと思われがちですが、それは違います。

そもそも、持ち運びを前提にした棚板の付いた台車がワゴンで、ラックにキャスターを付けて動かせられるものではないからです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ラック、棚、シェルフ、キャビネット、チェストとそれぞれイメージする物が似ていて、同じ言葉だと思われている方も多かったかと思います。

メーカーや商社へ問い合わせる時には少し気をつけて言葉を使ってみるとわかりやすいまもしれませんね。



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